意味不明な部分こそ人生。

今日は比較的暖かかったので自転車で上野から神保町。だいたいこのコースがほぼ私のお決まりのコースなのだ。神保町で東京堂書店三省堂で本を見ていると、ほしい本ありすぎで困った。リーマン時代は5〜6冊一気買いしても家計には全然響かなかったが、今は極端にセーヴしてしまう自分がいる。結局買ったのはユリイカのバック・ナンバー「特集サスキア・サッセン」一冊のみ。とほほだな、全く。ちなみに三省堂では島倉千代子サイン会をやっててエラいことになってた。何故人々は有名人のサインを欲しがるのか。理解に苦しむ。
神保町で晩飯も喰っちゃえと思って、いもやでエビ天定食を喰った。いもやは相変わらず旨いな。天丼もいいけど定食もたまらんもんがある。コロモはさくっと。エビはぷりっと。歯触り食感マニアである私を満足させてくれる庶民の味だ。帰りに揚げ玉(お持ち帰りフリー)をいただいて帰ってきた。明日の昼月見たぬきうどんを制作するためだ。
doubtmusicの営業(電話にて)はなんとあの銀座山野楽器である。昨日は藤さんと、今日は神尾さんと、各々お話。ありがたいことに銀座山野楽器でもdoubtmusicを扱ってくれることに。私がPOP書きますよ、まかせといてくださいな。
ジョージ秋山『教祖タカハシ』は読了。相変わらず聖と俗が渾然一体となった内容は実に惹かれるものがある。ストーリー的に意味不明な部分が数多くあるが、まるでそれは人生の縮図のようだ。