イマ・スリ・ドンダイは演奏しなかった。

マグマを観に行った。@渋谷On-East。前売8,000円だから、そんなの高い、誰が行くかい、そんなんプログレ好きの金持ちオヤジだけが行きゃええがな。と思っていたのだが、誕生日プレゼントで配偶者が前売りを買ってくれたのだった。もちろん本人も行きたいからなのであろうが、まぁ嬉しく頂戴したのだった。
マグマ...。マグマか...。会場は年齢層高し。ほとんどがオッサン...。しかし若い子や女性(含・ヨメ)もちらほら。
ドベリだの、ソベリだの、ソイソイだの、ロイロイだの、ドベリビロイだのと、コバイア語が炸裂し、くどさ満点、これでもか度100%、何もそこまで感爆発、途中でついつい笑ってしまった。オリジナリティにも程がある。P.A.は実にバランスよく、ヴァイブラフォンの音も良く鳴っていたし、ヴォーカルの三人の小物類パーカッションの音もちゃんと拾いつつ、出すべき部分はちゃんと出てて、感心しました。2階席の一番前だったので会場全体が見渡せたのも嬉しかった。皆、微動だにせず聴いていた。真剣そのもの。マグマ・ファンはすごいな、やっぱり。ついて行けない。クリスチャン・ヴァンダーはじめ、ヴォーカルがことごとく良かったな。見事に声が出てて迫力があった。ホントにすごいバンドだ。願わくば、せめて「M.D.K.」とか「未来の鼓動」(だっけ? De Futuraです)とか「コンタルコス」とか演ってほしかったな。まぁそれほど熱心な聴き手でもないのでそれは贅沢というものか。
会場でN原昌也に会う。「二日酔いっすよ」と。二日酔いでマグマは辛かろうと。「呑みには行かないよ」「誰も誘ってないじゃないか」と(笑)。
物販部はディスクユニオンプログレ担当総動員。6〜7人いた。マグマTシャツを衝動買いしてしまったミーハーな私です。O-Eastのねーちゃんたちは態度悪かったなー。まあムサいオッサンばかりなので機嫌も悪くなるのか。
マグマ本体は、本当に圧巻でしたよ。