sim + otomo レコーディング。

いつもお世話になっている吉祥寺GOKサウンドのエンジニア・近藤さんの初夢は、自社ビルを持ってその4Fにオレがダウトミュージックの事務所兼ジャズ喫茶を経営しているというものであったということです。ご本人から直接報告を受けました。私はなんとお答えしてよいのやら。一応謙虚に「それは悪夢じゃないですか。」とお答えしておくと横にいた大友良英が「そうだそうだ、それは悪夢だ。」などと大笑いしているというひとときの休憩時間であり、何の休憩時間であったかというと、sim + otomoというアルバムのレコーディングの休憩時間でありました。


7日、8日は、simのメンバー、大島輝之大谷能生、植村昌弘、そして大友良英で、次に出す『sim + otomo / タイトル未定』のレコーディグでした。大島くんの作るsimの楽曲とそれが演奏された時の佇まいは実に私好みであり、さらにそれに大友良英が加わると、変態感満載で、えもいわれぬ快感が私の中に渦巻くというのも、私こそが変態感覚を持っているからなのでしょうか。発売はいまのところ4月を予定しておりますが、この変態感覚の快楽をより多くの方々に味わっていただきたいと思っておる次第でございます。


終了後、録音終了の打ち上げをやりたかったのですが、大島くんと大谷くんは遠方なので11時ちょい過ぎがリミット、オレも11時半くらいがリミットだったためなし得ませんでしたが、車で来た植村くんとチャリで来た大友くんは二人でどこかで打ち上がった模様でありました。酒を呑まない中年男性二人でどのように打ち上がったのか、興味津々であります。